月別アーカイブ: 2024年12月

真和のよもやま話~part4~

皆さんこんにちは!
真和の更新担当の中西です!

今回も「真和のよもやま話~part4~」ということで、
前回に引き続き、基礎工事の最新技術に関連した内容をお届けします。

今回のテーマは
「基礎工事の成功事例とトラブル解決事例」
です!

これまで進んだ基礎工事の重要性や技術を、具体的な事例とともにご紹介することで、より身近に感じられる内容となっております♪




1.基礎工事の成功事例


(1)地盤改良で異沈下を防いだケース


事例概要
ある住宅の建築現場では、地盤調査で弱弱地盤が発見されました。
地盤が弱いまま基礎工事を進めて、異沈下が発生する可能性があったため、適切な地盤改良を実施しました。

対策内容

  • 柱状改良工法を採用し、地盤の強度を確保。

  • 基礎設計は「ベタ基礎」を選択し、建物の荷重を均等に分散します。


結果
異沈下のリスクがなくなり、住宅は高い耐震性と安定性を実現しました!




(2)プレキャスト基礎工法で工期短縮を実現


事例概要
工期に危機のある現場で「プレキャスト基礎工法」を導入。

対策内容

  • 工場で基礎部材を製造し、現場で組み立てることで、施工時間を大幅に短縮します。

  • 工場生産なので品質も均一で、鉄筋やコンクリート強度も確実に管理。


結果
通常の現場打ち工法よりも工期を30%短縮し、品質も高い水​​準を維持しました!




2.基礎工事のトラブル解決事例


(1)基礎のひび割れを修復したケース


事例概要
建築後数年が経過した住宅で、基礎部分にひび割れが発見されました。

原因

  • コンクリートの乾燥と初期の養生不足。


解決策

  • ひび割れ部分に「エポキシ樹脂注入工法」を実施し、強度と遮蔽性を確保。

  • コンクリート表面に防水コーティングを施し、再発防止策を施しました。


結果
ひび割れ部分の強度が回復し、建物全体の安全性が維持されました!




(2)鉄筋の錆び対策徹底したケース


事例概要
配筋工事中、鉄筋のかぶり厚さが確保されていない箇所が発見されました。

対策内容

  • 配筋をやり直し、鉄筋のかぶり厚さを確保。

  • 錆び対策として、防錆剤を塗布し、鉄筋の腐食を防ぎます。


結果
施工のやり直しを早期に実施したことで、基礎の耐久性が向上し、長期的なリスクを回避します!




3.実際の工事から学ぶこと



  • 地盤調査は問題に問題の
    多くは地盤の見落としから発生しています。必ず地盤調査を行い、最適な基礎設計を採用しましょう!

  • 施工管理の重要性
    現場での施工は、これらの細やかなミスが後の大きな問題に繋がります。チェック体制を徹底することが品質確保の鍵です!

  • 定期的な点検がトラブル予防の最初の
    基礎工事が完了した後も、定期点検を行うことで早期発見・早期対策が可能になります。






まとめ


今回は「基礎工事の成功事例とトラブル解決事例」をご紹介しました。
具体的な事例を踏まえて、基礎工事の重要性や正しい施工のポイントをご理解いただければと思います。

次回の「真和のよもやま話~part5~」では、
「実際の現場監督の1日と施工現場の裏側」をテーマにお届けします!

日々どのように工事現場が管理されているのか、その向こうをたっぷりご紹介しますので、どうぞお楽しみに♪

では、次回の更新もお楽しみに!

真和のよもやま話~part3~

皆さんこんにちは!

真和の更新担当の中西です!

今回も「真和のよもやま話~part3~」ということで、
基礎工事シリーズの続きをお届けします!

今回のテーマは
「基礎工事における最新技術とエコ基礎工事の動向」
です♪

住宅基礎工事の分野でも、技術革新や環境への配慮が進んでおり、今後ますます注目される内容です。




1.基礎工事の最新技術とは?


(1)高強度コンクリートと特殊複合技術


近年、強度が従来よりも高いコンクリートが開発され、
特に耐震性や長寿命化に優れた基礎工事が実現できました。

  • 超高強度コンクリート
    一般的な強度(21~24N/mm²)に比べて、さらに高い強度(50N/mm²以上)を持ち、耐久性も抜群です。

  • 低炭素コンクリート
    製造過程でのCO₂排出を削減し、環境負荷を担う技術が注目されています。






(2)プレキャスト基礎工法


プレキャスト工法とは、工場で基礎部材をあらかじめ製造し、現場で組み立てる工法です。

いいね

  • 品質が安定しやすい(工場生産による均一性)

  • 工期短縮が可能(施工時間短縮)

  • 耐震性・耐久性が向上






(3)地盤の状態を見える化する「IoT技術」


地盤調査や施工過程において、センサーやモニタリング技術を用いてデータを随時取得し、見える化技術が進んでいます。

  • 地盤強度の正確な認識

  • 工事後の地盤状態モニタリング

  • 不具合発生時の初期対応






2.エコ基礎工事の最新動向


(1)地盤改良のエコ技術


従来の地盤改良は環境への影響が懸念されていましたが、
最近は「エコな地盤改良」が注目されています。

  • 自然由来の固化材
    石灰やセメントの代わりに自然由来の固化材を使うことで、CO₂排出を削減します。

  • 無機質材料の再利用
    工事で発生した無機質材料を再利用し、廃棄物を減らす取り組み。






(2)基礎の断熱性能向上


基礎部分に高性能な断熱材を設置することで、住宅全体のエネルギー効率を向上させます。

  • ベタ基礎一体型断熱工法
    基礎全体を断熱材で覆い、室内の熱を極力抑えます。
    これにより、冬場の床冷え対策にも効果的です!






(3)再生可能エネルギーと基礎工事の融合


基礎工事とあわせて地中熱を利用する「地中熱システム」の導入も増えています。

  • 地中熱ヒートポンプシステムは
    基礎地中熱を利用し、冷暖房の効率を高めるエコ技術です。






3.これからの住宅基礎工事はどうなる?



  • 環境配慮と耐久性の両立

  • 工期の短縮と品質の向上

  • スマート技術によるデータ管理


住宅の基礎工事は、単に「構造の基礎」ではなく、
快適な暮らしと環境を守るための重要な役割を考えようとしています。




まとめ


今回は「基礎工事における最新技術とエコ基礎工事の動向」について解説しました!
技術の進化と環境対策と両立させていきますが、今後も進んでいきます。

次回の「真和のよもやま話」では、実際の施工事例最新技術の導入事例についてご紹介する予定です!
引き続き、お楽しみに♪

では、次回の更新もお楽しみに!