月別アーカイブ: 2025年8月

真和のよもやま話~part20~

皆さんこんにちは!

真和、更新担当の中西です!

 

さて今回は

~不同沈下・雨・寒さに負けない!~

基礎トラブルの多くは、地盤・水・温度が原因。設計段階からリスクを見える化し、現場で先手を打つことが何よりの保険です。ここでは、地盤改良の選び方/雨天・寒中対策/擁壁・排水まで、今日から使える実務ノウハウを共有します。📘🔥







1|地盤調査→改良の選び方(超要約)🧭




  • 表層改良:軟弱層が浅い(〜2m程度)→土に固化材混合。平屋・軽量建物向き。




  • 柱状改良:軟弱層が厚い→地中に円柱状の改良体を造成し、支持層へ荷重伝達




  • 鋼管杭:地下水位が高い・支持層が深い→品質の均一性と即効性





判断軸:支持層深さ×建物荷重×周辺条件(井戸・地下埋設)。調査データを構造計算者と一体で評価。🧠







2|雨・地下水・排水計画 ☔️💧




  • 根切り前に排水計画(集排水溝・サンプ・ポンプ)。降雨時はシート+仮土留めで崩壊防止。




  • 捨てコンの役割基準面の確定と防汚。泥土への鉄筋直置きはNG。




  • 外周排水:暗渠管+砕石包み+透水シートで基礎外周を乾かす設計




  • 雨上がり再開判定踏み抜き・わだちが出る含水なら再転圧








3|寒中・暑中コンクリート対策 ❄️🌞




  • 寒中:コンクリ温度確保、保温・防風、初期凍害回避。脱型強度は数値で判断




  • 暑中:打設時間の前倒し、直射回避・散水養生、打継ぎ時間の短縮。




  • 共通:受入時のスランプ・空気量・温度打込み完了時刻を記録。








4|擁壁・土留めと隣地配慮 🧱🤝




  • 既存擁壁の健全度(クラック・天端・排水孔)を事前点検。




  • 掘削は段階施工+仮土留はらみを抑制。




  • 振動・騒音は事前周知計測で見える化。搬入ルートは安全最優先








5|“よくある”不具合とその場でできる処置 🛠️




  • ジャンカ:浅いものは樹脂モルタル充填、深い場合は構造判断→はつり+再打設




  • レイタンス:打継ぎ前にはつり・高圧洗浄・プライマー




  • ヘアクラック:温湿度管理+表面含浸材で抑制。構造クラックは原因特定が先








6|基礎×断熱×床下環境の設計 🌡️




  • 基礎断熱(内/外)と床断熱気流止めを図面化。




  • **基礎パッキン(ロング)**で換気を均一化。




  • 床下点検口近くに湿度計設置→季節ごとの写真&数値記録で予防保全。








7|“見積り赤ペン”チェック ✅🖊️




  • 地盤改良:工法・本数/径・改良長・保証の範囲




  • コンクリート:呼び強度・配合・打設回数・ポンプ台数




  • 鉄筋:径・ピッチ・定着長・スペーサー種




  • 養生・天候:寒中/暑中の追加対応、雨天順延の扱い




  • 記録:試験体・写真台帳・是正報告書の提出有無








8|現場で使える“日次ミニルール” 📋




  • 朝礼で「今日の危険3つ」を写真で共有




  • レベル・直角・かぶり当日中に記録→夕方カンファでクローズ




  • 雨予報は退避ライン時間を決定(型枠・鉄筋の防水シート常備)








まとめ&お声がけ 🤝


不同沈下を防ぐ鍵は、地盤×水×温度の先手管理。改良工法の選定から雨・寒さ対策、擁壁・排水まで、設計と現場を一本の線でつなぎます。


 

 

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真和のよもやま話~part19~

皆さんこんにちは!

真和、更新担当の中西です!

 

さて今回は

~戸建ての基礎~

建物は基礎が9割。地盤・構造・生活動線まで見据えた設計と、現場での「段取り×検査×記録」で、ひび割れ・不同沈下・結露のリスクを遠ざけます。ここでは、戸建てで採用の多いベタ基礎/布基礎を中心に、工事の全体像と品質の勘所をまとめました。✨







1|まず結論:どっちを選ぶ?




  • ベタ基礎(底板一体のスラブ)
     点荷重をで受け、不同沈下に強い。防湿も取りやすく、近年は戸建ての主流。




  • 布基礎(立上りが帯状)
     軽量・コスト面の利点。地盤が良好で荷重が素直な平屋などに適するケースも。





迷ったら 地盤調査(スウェーデン式SWS等)と構造計算の前提で判断。地耐力に不安があるならベタ基礎+地盤改良が堅実。







2|標準工程とチェックポイント⏱️




  1. 遣り方・墨出し
     通り芯・GL(基準高さ)・隅角の直角を確認。レーザーで誤差最小化。




  2. 根切り・床付け
     掘削深さ・底面の締固め。雨後はポンプ排水でぬかるみゼロに。




  3. 砕石・転圧→防湿シート→捨てコン
     C値(締固め度)を管理。防湿シートは重ね代100mm以上+テープ止め。




  4. 型枠組立
     通り・鉛直・セパピッチを確認。面木で角欠け防止。




  5. 配筋
     主筋・あばら筋・定着長さ、**かぶり厚(底板60mm目安)**をスペーサーで確保。




  6. アンカーボルト・ホールダウン
     通り芯・高さをゲージで確認。倒れ防止の仮固定を確実に。




  7. コンクリート打設
     スランプ・空気量・温度の受入検査→均し→過振動禁止→仕上げ。




  8. 養生
     夏:散水・シート/冬:保温・防露。早期荷重は厳禁。




  9. 型枠解体→立上り→基礎パッキン
     換気・断熱計画に合わせて納まりを確認。




  10. 埋め戻し・是正・清掃
     配管周りは締固めと勾配を最終点検。








3|品質は“数字”で守る




  • レベル(±5mm目安)直角(対角差)かぶり厚は実測→写真台帳に残す




  • コンクリ受入試験:スランプ・空気量・温度・塩化物量




  • 試験体で圧縮強度を確認(脱型・上棟の判断にエビデンス)





撮影は「全景→部位→寸法アップ」の3点セット。是正後は同アングルで再撮が鉄則。







4|よくある不具合と予防策 ⚠️




  • ジャンカ(豆板):入隅の締め不足→先行充填+軽振動




  • ひび割れ:温度ひび割れ対策に散水・保温養生/配合・打継ぎ管理




  • アンカー位置ズレ型紙(治具)+2人確認/コンクリ硬化前の微調整を想定








5|断熱・防蟻・防湿の三位一体




  • 基礎断熱(内/外):結露計算に基づき防湿ラインと連携




  • 防蟻:土壌処理+立上りの物理的バリア(基礎パッキン)




  • 防湿:土間下のシート+貫通部テーピングで気流止め








6|見積書“ここだけ”チェック




  • 砕石厚・捨てコン厚、鉄筋径・ピッチ、ベース・立上りの寸法




  • アンカー/ホールダウンの本数・規格




  • 断熱・防蟻・防湿の仕様/写真台帳・試験体の有無




  • 残土処分・ポンプ・養生・雨天順延の取り扱い








まとめ&ご相談


基礎は地盤×設計×現場管理の総合格闘技。数字と記録で“当たり前の品質”を再現します。現地調査・概算見積りは無料。図面がなくても写真でご相談OKです。


 

 

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