真和、更新担当の中西です!
さて今回は
~地盤トラブル~
ということで、基礎工事における代表的な地盤トラブルを解説し、その原因や防止策を分かりやすくご紹介します。
家づくりで最も大切なのは、見えない部分である「地盤と基礎」です。しかしこの“見えない部分”こそ、後から深刻な問題が発覚しやすい落とし穴でもあります。
起きやすい地盤トラブルの実例と原因
1. 不同沈下(建物が片側だけ沈む)
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症状:床が傾く/ドアが閉まらない/外壁に斜めの亀裂が入る
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主な原因
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地盤の支持力が不均一
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軟弱な地層や埋戻し土が混在
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地盤調査不足による設計ミス
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防止策
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スウェーデン式サウンディング試験やボーリング調査を施工前に実施
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改良工法(柱状改良・鋼管杭など)を導入する
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2. 液状化現象
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症状:地震後、地面が沈下/水が噴き出す/基礎が持ち上がる
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主な原因
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砂質地盤で地下水位が高い地域
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十分な締固めがされていない盛土
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防止策
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液状化リスクのある地域では杭基礎や地盤改良の検討を
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表層改良+ベタ基礎による対応も有効
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3. 造成地・埋立地での沈下トラブル
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症状:宅地の一部が沈む/擁壁の亀裂/排水トラブル
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主な原因
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盛土が十分に締固められていない
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地盤の層構成が複雑で、均一な支持が得られない
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防止策
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造成時の地盤履歴を確認
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地盤保証付きの調査・施工を行う
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4. 地盤改良後のトラブル(再沈下など)
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症状:施工後数年での沈下や構造クラック
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主な原因:
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改良深度不足/固化材の混合不良/設計荷重の誤差
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防止策
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改良計画に基づいた施工管理・試験結果の記録を残す
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経験豊富な地盤改良専門業者を選ぶ
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トラブルを避けるための地盤対策チェックリスト
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✅ 地盤調査は必ず「数カ所」で実施しているか
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✅ 地盤改良工事に保証制度があるか
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✅ 地盤の構成(地質図・ハザードマップ)を確認したか
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✅ 工事記録や材料強度データを保管しているか
目に見えない地盤こそ、“最も信頼できる基礎”に
地盤トラブルは、建築後数年してから静かに顕在化することが多く、修復には大きな費用と手間がかかります。だからこそ、着工前の地盤調査・正確な設計・確実な施工が極めて重要です。
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